滝和也

サマーウォーズの滝和也のレビュー・感想・評価

サマーウォーズ(2009年製作の映画)
4.1
ばあちゃんからの
電話は家には
入らなかったなぁ…

一応武田家臣団の末裔
なんだけど…(^^)

家のバアちゃんが良く
言ってたっけ…(T_T)

「サマー・ウォーズ」

夏と言えばコレかなと。定番なんですが、今まで見る機会に恵まれず、今回が初見です…。

先輩のなつきさんに誘われ、上田にあるなつきさんのおおばあちゃんのいる旧家陣内家に来た健二。大家族の前で恋人と紹介され戸惑うのも束の間、その夜、メールに届いた暗号を解いた事から、全てのインフラを繋ぐ巨大仮想空間オズが破壊され始めた…。全てのインフラが大混乱する中、健二は旧家陣内家と一緒に破壊の元凶、AIのラブマシーンと戦うことになる…。

旧家を束ねるばあちゃん、武田家臣団の末裔の大家族(真田家臣団でもありますね。)、上田と言う場所から、日本の原風景と仮想空間と言う最先端の場所を繋ぐと言う面白さ…そして徹底したバトルモノレベルの熱血さ、熱さが素晴しい。

実は祖母方のご先祖様が武田家臣団の一員だそうで、お前は侍の子だよとガキの頃、良く聞かされてまして…富司純子様演じるばあちゃんにそれを思い出し…(T_T) 思い入れが出ちゃったので熱さがストレートに伝わって来ちゃいました。

まぁ熱すぎるほどヒート!と言う熱血さが王道を行き…これは好きですわ。皆が助け合い、力を合わせ、絶望的な状況を打開すると言うストーリーは演出が巧みでないとシラケてしまうのですが、これは楽しい。幾重にもピンチがあり、大家族が助け合い、突破して行く演出は多少のご都合はあれど、燃え上がる展開ですよね。

ただ…これもキーマンであるばあちゃん演じる富司純子様が世界観を見事支えてます。往年のファンは緋牡丹博徒のお竜さんを見ちゃいますからね。あの電話で発破をかけるシーンはそのもの。大家族の家長であり、それがお話の柱ですし。その不慣れな声優でも存在感は素晴らしかったです。この起用は正解だと思いますね。

現実と対比される仮想空間のアバターは今見ても可愛いですし、アイデアも悪くない。でも上田城攻めを参考にしたかはよく分からないですけどね(^^) 花札はやはりここで来たかと言う感じでしたが、演出も楽しめましたし。惜しむらくは花札、ルール知りません…(T_T)

敢えて古い家父長制が残る大家族を柱にして、新しいネット上の恐怖と戦わせたのは、時代が変われど、人は心を繋げて助け合うと言う王道過ぎる内容を語るためだと思いますし、私はそのストレートさはありでした(^^)

後…武田、真田は決して折れないですからね。とてつもない敵がこようと(笑)。何されようと心までは奪われない。故に負けはない訳です(笑)。末裔の端くれとしては応援したくなるし(笑)。ただ健二いなかったら危なかった(笑)

やはり日本のアニメのセンスオブワンダーは素晴らしいですよね。洋画に決して負けない。昨年作られた邦画実写のAI崩壊は酷評の嵐みたいですが、予算や配役ありきだからなんでしょうかね…。(T_T)

余談…因みに嫁側の家は親戚付き合いが深く、しかも嫁が可愛がられているので、あの一族集合みたいなシーンに見覚えが…(笑) まぁ次から次に出てくるので誰が誰やら最初分からなかったですからね。健二の状況分かります(笑)