たんば

100歳の少年と12通の手紙のたんばのネタバレレビュー・内容・結末

100歳の少年と12通の手紙(2009年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

オスカーはいたずら盛りの10歳。
親や先生に反抗するものの誰も叱ってくれない。
愛してると両親は言ってくれるけれどまともに話してくれない。
そんな時、歯に衣着せぬ物言いの強気な女性ペギーと出会う。
ペギーはオスカーが不治の病と知り、関わることを嫌がるが、結局ありのままの自分でオスカーと向き合うように。
オスカーもそれに応え、徐々に心を開いて聞く。

親や先生が叱ってくれるのはその後子供がもっと良くなるようにだよね。
でもオスカーにはもう未来がなくて、彼の好きなようにさせるために大人たちは放っておく。
でも叱ってくれるのは関心がある証拠で、それをしてくれないと諦められているように感じるからきっとオスカーは嫌なんだよなぁ
でも大人たちの気持ちもわかるから複雑。

1日を10年と考えて生きることにしたオスカー。
人間誰しも明日生きてるか保証なんて一切ないのに、明日も生きられると信じ切って無駄なことをして過ごしてしまう自分にモヤモヤ。
綺麗事じゃなく、本当に1日1日大切にしないと。
たんば

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