白血病で余命わずかな少年オスカーとピザ屋のローズとの出会いを描いた作品。
オスカーがどれだけ大人に悪戯をしても、誰も叱らない。
その気持ちはわからないわけではないが…。
腫れ物を触る様な扱いは子供にとっても不愉快だろう。
偶然出会ったローズに躊躇なく叱りつけるローズをオスカーはとても好感を持つ。
ローズがオスカーに見せるスノードームでのプロレスのシーンが印象的。
とても映像が美しい。
ローズの提案で1日を10年とし、毎日神様に手紙を書くことにしたオスカー。
オスカーの心の声が手紙によって明かされていく。
100歳になったオスカーは天国に。
医者が言った言葉で「実際は、あの子が皆を見守っていたんだ」
という言葉。
とても胸に刺さった。
1月2日に私の家族である猫のココが天国に旅立ちました。
私と一緒にベッドに眠り、静かに亡くなった。
私は看病している時に感じたのは、私が面倒を見ている、この子を見守っていると思ってたことの間違いを。
この子に私は癒され、助けられ、見守られてたんだと感じていたから。
人は1人では生きていけない。
迷惑をかけずに生きてはいない。
この映画を観て、私の家族のココの死を通して感謝の気持ちを本当に大切にしなくてはいけないと思った。