広島カップ

ミリオンダラー・ベイビーの広島カップのレビュー・感想・評価

ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)
4.0
幸い薄い身の上。ただそこから逃れ出たいと願う人生。とにかく何かに指先を引っかけて落ちて行く我が身を引き上げたい。
彼女はハングリーだった。
そして、出会ったボクシングと名トレーナー。
30才過ぎてやっと手に入れた、短いが生き生きとした自分の人生だった。

「若いんだから第二の人生を歩めばいいじゃないか」とはとてもじゃないが軽々には云えません。

モ・クシュラ 「君は私の全て」
イーストウッド演じる主人公も最後は“消える“しかない重すぎるテーマで、“解“などありません。

観客各々が“解“を出さなければならない映画は“辛い“作品です。私も答えを出すつもりはありませんし、出せません。
イーストウッドも観客に対して「すみません」と云っているような気がします。