鍋レモン

ミリオンダラー・ベイビーの鍋レモンのレビュー・感想・評価

ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)
3.7
⚪概要とあらすじ
ミリオンダラー・ベイビーは巨匠クリント・イーストウッドの監督25作目にしてアカデミー賞主要4部門を制したヒューマンドラマ。

おちぶれたボクシングジムの老トレーナーと、ボクサーを目指す愛を知らない女性。やがて女性はボクシングの才能を開花させていくが、試合中の事故で全身不随に。老トレーナーの取った決断とは...。

⚪セリフ
「【モ・クシュラ】は―」

⚪感想
重い重すぎる。メンタルがもたない。でもすごく良い映画だし切なかった。
ただ女性のボクサーを育て上げて優勝させる映画かと思ってた。

「モ・クシュラ」って意味も聞いた瞬間涙がぶわぁと溢れた。

マギー、フランク、スクラップ役の俳優さん選びの良さと演技力の高さ。ヒラリー・スワンクとそれを支えるクリント・イーストウッドとモーガン・フリーマンの良さ。
それぞれが逃れられないものを背負っている苦しさ。家族関係とか生活が追い込んでくるからより辛い。
マギーの母、妹、弟、そしてビリーの酷さに呆れる。

残酷だったのか幸せだったのか私にはわからなかった。


⚪以下ネタバレかも...


最後のシーンでフランキーが注射を二本持ってたとことからラストはそれぞれが考えるかたちなのかな。
尊厳死って身近な立場とそうではない立場では意見も違うだろうし、すごい難しいと思う。私だったら何も出来ない体でずっと生きるより死ぬほうを選ぶかな。

⚪鑑賞
午後のロードショーで鑑賞。
GYAO!で振り返り(字幕)。
午後のロードショーでちょっと観。(20210119)
鍋レモン

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