Souma

ミリオンダラー・ベイビーのSoumaのネタバレレビュー・内容・結末

ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

さすがアカデミー賞。非常に多くのことを盛り込んでる映画。

・貧困
・アメリカン・ドリーム
・家族
・尊厳死

過去を背負った2人のおじさん(フランキーとエディ)と中年の女ボクサー(マギー)の物語。
途中までは見事なサクセスストーリー。
そこから、まさかのマギーが脊髄損傷による全身麻痺という重い展開に。
しかも、その原因はボクシングの試合の相手の反則によって起こる。車の事故とかならまだ不運で済むのに。しかも、追い討ちをかけるような家族の態度。
ここらへんは、本当につらくて観てられなかった。

そして、フランキーとマギーは、お互いに父親と娘に重ね合わせてきたことがとても辛いラストへと。
なにが正解なんて。答えなんてない。どっちでも辛い結果しかないけど。それでも。そんな風にしか考えられない。

そして、ラストシーン。
ラストシーンは、あのレモンパイの美味しいマギーと父の思い出の喫茶店で、窓越しのシーン。
前に2人(マギーとフランキー)できたときにフランキーは『絶品だ、このまま死んでもいい』と言ってた。
こんな何気ないセリフが、とてつもなく大切な意味を持たせていたなんて。
フランキーは、このパイを食べて自分も終わりを迎えたんだと思う。