ボクシングジムを経営するフランキーと女性ボクサーのマギーの絆の話。
タイトルを目前としたマギーに悲劇が襲う。
ボクシングの映画って『ロッキー』とか『サウスポー』の様な這い上がるスポコン映画の印象が強かったし、殴り合いの様子がそれをより強調するし好きなんですけど、今作は全然違ったアプローチの仕方でした。
普段あまり考えない尊厳死というテーマ、かなりヘビーな題材を扱った本作で、胸糞というか心が苦しくなる映画です。
それでも、1つ1つの描写が繊細で音楽も心に刺さるようなメロで、最後まで見なきゃという気持ちになります。
もし、自分の家族でマギーの様になって、死を選びたいと言ってきたら、自分はどうするべきなのか。。
イーストウッドが言った『生かすことは殺すこと』ってことも考えて、行動しなくてはならない。