これまた洒落た恋愛劇。
アンソニーが天使の正体に気づくシーンは普通なら、写真を見つけて歩み寄るアンソニー→天使=マリアの写真→驚くアンソニー、といった凡庸なモンタージュで見せるであろう場面だが、…
名前を教えてくれないから僕は君を「天使」と呼ぶ
感情の揺さぶりを会話や細かい描写で表現してるだけでなく、説明を極限まで省略し大事な部分はあえて映さず観客に想像させるつくりになってたりと相変わらずルビ…
ディートリッヒのルビッチ観る
仕事三昧の旦那の留守にパリの旧
ロシア大公妃サロンに向かう英国
外交官の妻マリア
サロンで知り合うアンソニーと
食事を共にするが名も告げずに
去ってしまうがの話
三…
スリリングな三角関係。会話とカメラの狙いどころ、扉使いといちいち洗練されてる。
「男は理由を求めて恋を失うのよ」とか「時間通りに来る女はクソよ」(うろ覚えだけど)とか神字幕も凄い。
タクシー運転手、…
旅行先のパリでひと時の愛を育んだ相手は、なんと夫の戦友だった・・・!
親友の奥さんだろうが燃える愛の炎は消せるかーな男と、家庭を壊したくなくシラを切る女。恋の駆け引き、心理戦が見事で面白い。
ア…
花屋さんが見ている表情で伝えることや、保留にされた電話を映して、繋がってる先の様子を予想させたり、奥さんの写真を見に行ったところで、その先を写さないなど、とにかくテクニカルな手法が最後のドアのシーン…
>>続きを読むラストに至るまで扉の使い方が巧すぎる。全体的に取捨選択がすごくて、三人が会食するシーンはベルボーイの会話だけで想像させ、夫が出ていき、部屋でディートリッヒと男が二人きりになるシーンは逆に表情をじっく…
>>続きを読む