男ってやつはどうしようもなく馬鹿な生き物なんだよなぁ
ミッキー・ローク、こんなにも泥臭く男の生き様が似合う男を他に知らない!
家族にも仕事にも見放される落ちぶれ感MAXの主人公はハリウッドで成功から、いつしか干されて落ち目んなったミッキー・ロークと重なってさらにハマり役過ぎ。
スタジオ側とキャスティングで揉めて、予算を大幅に削ってまで過去のスターに成り下がってたミッキー・ロークを主演にしたダーレン・アロノフスキー監督にも拍手しかないですわ。
女性は共感出来ないと思うただのくそ男やし、主人公はどうしようもなく不器用で無様な生き方しか出来なくて、馬鹿がつくほど救いようない…
でもそれが男なんだわな。
はい、要するにただの馬鹿なんです笑
だけどなぜか憎めない、哀愁もくそもない疲れきったレスラーのあの背中がなぜか素晴らしくカッコよく見えてしまう不思議!
全てを失っても自分の居場所を求め続けるミッキー・ロークの背中にまさに男泣き出来る映画ですしたぜ!