シュトルム凸映画鑑賞記録用改め

インテリアのシュトルム凸映画鑑賞記録用改めのレビュー・感想・評価

インテリア(1978年製作の映画)
3.6
ウディ・アレンだが、これはかなり鬱な作品。
父(夫)に去られた母を、三人の娘がそれぞれ異なるやり方で接するが、母の狂気は酷くなり、母に直言をする娘だけが、彼女の悲劇的な死を看取る。モチーフから推測するに、たぶん、リア王を下敷きにしているのかと思われます。
インテリアというのは、母親の職業であるインテリアデザイナーの事であるのと同時に、人の心のインテリア(内面)を指しているのでしょうか。それは複雑でとても哀しい。