BDで鑑賞。
数あるバージョンの中でも、最も回数を観たのが、このディレクターズカット。
最初にVHS、次にDVD、そしてBDと、持ってなかったLD以外は順調に貢いできた(笑)
公開から10年後に、リドリー・スコット自身で再編集されたバージョン。
大きく違うのは
・デッカードのナレーションが無い
・デッカードもレプリカントであることを示唆するような、ユニコーンの夢のシーン追加
・エンディングの変更(車の逃避行シーンを丸々カット)
書くとこれだけ?と思ったが、これだけで、随分と印象も変わり、より好きになった。
ナレーションは、世界観を表すのに良かったが、どこか安っぽさも感じていた。
無くなると、謎めいた感じが強くなる。
ユニコーンのシーンも、ラストとの繋がりが出来る。
エンディングの変更もこちらの方が好み。この後二人はどうなったの?と疑問を残した方が合っている。
鑑賞後、ファイナルカットも少しだけ観ると、やはり冒頭のシーンから映像のクオリティの高さが際立つ。
どのバージョンでも良いので、近未来SFが好きなら一度は観てほしい映画。
2016-015