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ディレクターズカット ブレードランナー 最終版のtetsuのレビュー・感想・評価

4.1
3verが同時収録された「ブレードランナー クロニクル」Blue-ray Discで、最後に鑑賞。

まずは、他のバージョンとの違いを紹介。
・主人公のナレーションが削除
・デッカードが見る"ユニコーンの夢"が追加
・「...完全版」の暴力シーンの削除
などなど、監督が意図した作品に近づくように編集されている。

やはり、ナレーションのない方が、作品としてのクオリティが上がったような気がしますね!
おかげで、
これまで観た中で、一番作品の世界観に入り込めたと思います。
(とはいえ、最初はノーマルverの方が分かりやすいかもしれません...。)

3度目にして、やっとラストでのデッカードの同僚の優しさに気づくという...。笑

また、終盤でレプリカントとはいえ、野性的になる"バッティ"には、なんとなく「シャイニング」のジャック・ニコルソンを思い出しました。笑

僕はBlue-ray Discの高画質で、観始めた世代ですが、当時、劇場で鑑賞した方々にとって、映像の感動は一塩だなぁ、と思ったり...。

追加された"ユニコーンの夢"のシーンがなぜ、"デッカード=レプリカント説"に繋がるのかは、鑑賞時、分かりませんでしたが、Wikiを見たら理解できました!

参考

ブレードランナー - Wikipedia
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%BC
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