最近ウォーキングデッドをみて、ゾンビ熱が高まったのとキャストが好みだったので鑑賞。
もちろん期待はしていましたが、それを超えてくる娯楽作品でした。
まず、登場人物が少ないながらも個性的で観ていて楽しい。ジェシーアイゼンバーグ演じる主人公が神経質ゆえにゾンビ映画のあるあるや、疑問点を解決する所は面白いし、空気の読めない感じもハマっていて良かったです。
途中から登場するウディハレルソンもこれまたハマリ役で、ラストの銃を撃ちまくるシーンは痛快でした。また、彼の過去が初めて明かされるシーンはなかなか良かったです。
他にも今をときめくララランドのエマストーンや、まだ子供なアビゲイルブレスリンなども詐欺師という肩書きで面白かったです。(その4人の噛み合わなさも微笑ましかったです)
そして、本人役で登場したビルマーレイ、そしてそこにかけてのシークエンスはメタ的要素や本人の自虐要素もあって面白かったです。個人的には一番笑えました。
ゾンビもしっかり気持ち悪いし、倒すシーンもグロテスクなゴア描写が良かったです。
ストーリーもちゃんとしていて、アクションやコメディ、ロードムービー要素まで盛り沢山でした。
特にアクションで言うと、ラストの遊園地での銃撃シーンは素晴らしい発想だなと思いました。(絶叫マシンやお化け屋敷を使いながらゾンビを倒していく所など)
短く軽いテンションの映画なので、サクッと鑑賞できて尚且つ満足できて最高の映画でした。
