近年のゾンビ映画の傑作と聞いていたので、念願の鑑賞！
ゾンビが蔓延したアメリカ。
生き残った童貞チキン野郎･フロリダ(仮称)は、コワモテ中年タラハシー(仮称)や、クソビッチ姉妹ウィチタ(仮称)&リトル･ロック(仮称)に遭遇し、安息の地といわれる遊園地･パシフィックプレイランドへ向かうが...。
いやぁ～、本当に悪趣味なコメディ映画だ。笑
登場人物の倫理観が崩壊した行動は、一周回って清々しく感じました！
なにより、遊園地で繰り広げられるクライマックスのゾンビバトルが最高すぎる。
アトラクションを使ったバトルシーンは、ゲームの様な主観映像も使われていて、ひたすらに気持ち良かったですし、このシーンでのウディさんを観るだけでも観て損はないですね。笑
あと、どうでもいいですが、劇中で主役のジェシーさんがfacebookについて言及しているところをみると、どうしても、彼がその創業者を演じた『ソーシャル･ネットワーク』を思い出さずにはいられなかったですね、はい。笑
というわけで、単なるB級映画と思いきや、実はちゃっかり｢疑似家族｣ものというテーマを孕んでいた本作。
10年経っても根強い人気を持ち、今年には続編公開が控えているのも納得の出来で、グロい割にはラストシーンでホッコリした気分になれる新種の癒し系映画でした。笑
<<エログロおバカメーター>>
エロ ☆×3.0
グロ ☆×4.0
バカ ☆×4.0
･エロポイント
ただ、ただ、クソビッチのエマ･ストーンがエロい。
今や、正統派のイメージが強い彼女ですが、当時はこういう方向性だったんですね...。『アメイジング･スパイダーマン2』のヒロインと同じとは1mmも思えない名演でした。笑
･グロポイント
ゾンビ物ですからグロさは大切。本作は、そんな期待に応えるように、しっかりグロいです。笑
体のちぎり食べはもちろん、かかとが飛び出ちゃってるシーン、ゲロなのかよく分からない液体が出まくるシーンも！
そういえば、監督が後に撮ることになった『ヴェノム』は、かなり描写が抑えられていたので、これくらい過激なバージョン*も観てみたかったですね。笑
*とはいえ、初期脚本は今回の脚本家･ポールさんとレットさんが担当していた模様。当時の内容がかなり気になる...。
･おバカポイント
冴えない主人公の成長を見せるための謎の『IT』要素とか突っこみたいところはたくさんありますが、なんといっても、伝説のコメディ俳優｢B.M｣の登場シーンはヤバイ。
『ゴーストバスターズ』でお馴染みの彼をあんな雑な役でだすなんて。笑
というか、ウディ･ハレルソンさん、彼を踏み台にして、笑いを取りにいきすぎでしょ。笑
参考
ゾンビから身をまもる32の方法をご紹介！なんと幻の33番目のルールも存在！ - シネマトゥデイ
https://www.cinematoday.jp/news/N0025447
(32もあったっけ？と思ったら、本編でてきてないやん。笑)
