真っ黒こげ太郎

ゾンビランドの真っ黒こげ太郎のレビュー・感想・評価

ゾンビランド(2009年製作の映画)
4.5
運動不足な自分はルール1の有酸素運動の時点でアウトだなぁ!

だから最近見た悪夢の中でもゾンビに食われたんだなぁ…。(えっ)



人類の大半がゾンビ化した世界。

ボンクラ青年のコロンバスは生き残るためのルールを作り、ゾンビまみれな世界をサバイブしていた。
旅の途中でトゥインキー中毒オヤジのタラハシーや詐欺師姉妹のウィチタとリトルロックに出会い、ゾンビがいないと噂の遊園地「パシフィックランド」に向けて旅をする。



ゾンビまみれになった世界を舞台に、安全な場所を目指し旅をする4人の男女を描いた、青春・ゾンビ・ロードムービー・コメディ。
何でも「ドーン・オブ・ザ・デッド」を抜いて大ヒットしたらしい。
実際本作を皮切りにコメディ系のゾンビ映画が沢山作られた。
それも頷ける、気軽に観れる楽しい映画に仕上がってました。
(でもフライシャーさんのフィルモグラフィーは割とシリアスでバイオレンスそうな映画が多いな。w)


話は「ゾンビ世界でサバイブしながら旅する」系なお話だが、主要人物は皆前向きで逞しい上に、明るいコメディとしてガッツリ描いてるので、悲壮感は全くない。w
登場人物は皆キャラが立ってるし、4人とも皆いいヤツ感満点で、彼らの友情や青春を描いたドラマは愉快で楽しい。
第一印象が最悪な姉妹が旅の中で少しづつ打ち解けて仲良くなっていったり、旅を通じて4人の交流が深まっていき唯一無二のファミリーとなってゆく展開はグッと来ます。

無論。青春コメディだけでなく、ゾンビ映画としても秀才。
主人公が定めた死亡フラグをヘシ折る「32のルール」によって主人公達が上手く生き延びるのも痛快。
(なお、次回作ではルールの数が73まで増えてます。多い!w)

実は前半に出てくるゾンビは滅茶苦茶少なく、後半にガッツリ集中しているのだが、映画のバランス的には丁度いい。
クライマックスでは大量のゾンビとの大バトル!!
遊園地の遊具を使ったゾンビ退治シーンは見応え抜群。
(しかし、あの状況からゾンビを全滅させてたのは笑ったwwww)
残酷シーンもマイルド目で、スプラッター初心者でも見やすい。
(でも冒頭の残酷シーンは力が入っていてGood!)


ただ、中盤の展開が少々ダレ気味なのは残念。
ゲスト出演の某有名俳優のギャグシーンは超面白かったけど、その後はちょっぴり静かなパートになるので少し地味。
その後はゾンビまみれなクライマックスになだれ込むので飽きはしないのだが。
(後カッコイイBGMを鳴らしながらバイクですっ転ぶシーンは笑ったwww)
後、クライマックスの始まりはちょっと画面が暗いのも難点か。


そんなこんなで、青春コメディとしても、ロードムービーとしても、ゾンビ映画としても楽しめるお気楽で愉快な逸品でした。
ゾンビ映画ファンは勿論、普段ゾンビ映画を観ない人でもオススメ。
時間も90分弱と短めなので、気楽に観れます。

なお、続編も絶賛公開中なので、観に行くぜ!!!