HidekiIshimoto

クレイドル・ウィル・ロックのHidekiIshimotoのレビュー・感想・評価

4.0
自由の国アメリカにも自由を恐れて自由を潰そうとする者達が昔からいた事、ティム・ロビンスが俳優だけでなく脚本家監督としても素晴らしい事、ビル・マーレイが只者じゃない事、そして今観直してみれば許せるキモデブジャック・ブラックがこの頃からテネンシャスDを同じキモバカテンションでやってた事、を思い知らさせる映画。ラスト、オーソン・ウェルズを筆頭とする舞台人たちの、表現による自由への闘いの場面は完璧な映画的祝祭だった。なのにどうやら全くヒットしなかったみたい。なので皆さんどうか観て下さい。