ひな子

抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-のひな子のレビュー・感想・評価

5.0
ブレッソンは映画(シネマトグラフ)は映像と音響の総体であるとし、演劇的な効果やレトリックを否定する。
この映画を分けるとしたら三つ(車のシーン、収容所での脱走の準備のシーン、脱獄のシーン)に分けられ、音(物音と言葉)や手、あるいは光、風といったものがたくさん散りばめられ、それらは巧みな筆さばきのようで、誰にも描けないような、一つの素晴らしい絵画が完成されるようであった...。
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