きょんくん

ザ・ロイヤル・テネンバウムズのきょんくんのレビュー・感想・評価

4.1
ウェスアンダーソン監督
好きです。
(勿体無くて鑑賞は一作一作間を空けるようにしている)
相変わらず何から何からまで大好きです!
箱庭的な世界が愛しい。

何から何まで個性的で唯一無二なキャラクター。

物語は彼らの幼少時から始まる
父親に母親。天才で実業家な長男(でも父親にかまってもらえない)
テニスの天才な次男(父親に可愛がられていた)スマートでエキセントリック、文才のある長女な養女(父親の愛は感じていない)とお隣に住む同年代の幼馴染。

長じて彼らはそれほどの成功は収められず幼い頃の
トラウマを昇華できないままだった。
そんな中蒸発気味?だった父親がひょっこり戻ってくる。
騒動の巻き起こるテネンバウム家の明日はどっちだ!


以下とりとめない覚書。
色遣いが相変わらず好きすぎる
マーゴの旦那の着こなしとか
紫のタートルネックに濃いめのベージュのジャケット
メガネにヒゲ!
旦那の患者?くんの白のロングソックスに黄色の帽子
メガネはサングラス付き
ホテルの制服はグレー基調で赤の縁取り。
求婚中の会計士さんの衣装は常に蝶ネクタイやネクタイでキンガムチェックのシャツとかも
アディダスの赤のジャージに身を包む親子3人が法事で黒のジャージなのは最高だった。

屋内で張るテントとテント内のファブリック、配置もかわいすぎる
こんなテントなら生活したい。
(ムーンライトキングダムでもテント素敵だったっけ)

ほぼグウィネスバルトロー作品(アイアンマンシリーズと見てないのですが
とにかくエキセントリックな役がサイコーに似合っててサイコーだったよ
マーゴ大好きだよマーゴ

いつも思うのですが
アンダーソン監督作で描かれる死は通常のフィクションにある沈鬱さは感じられない。
そこには故人に対する敬愛というかそれぞれの思いがやさしくそこにある。感じ。
そのほのぼの感がまた素敵で
愛おしさしかないんだなあ
きょんくん

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