お父様が言うように、花子さんが食い物を畳に並べたのを見て「これは彼女の表現だ!」と無邪気に感じ取って写真に収め続けるお母様ステキ。ふたりで歩く姿も遊んでいるようだ(歩行シーンはどれも素晴らしい)。と…
>>続きを読む彼にしか撮れない目線、第三者としての目線。姉の不在、彼女と家族を静かに語る。
彼女だけではなく、父、母のそれぞれの時間を撮っているのも良かった。母、娘で手を繋いで歩く後ろ姿と景色のショットが胸に残っ…
「楽しいですよ花子って。厄介なやつですけど」
今村花子という障害者の女性をおったドキュメンタリー。彼女がキャンパスに描く絵、色使いは、アートセンスのかけらもない私が見てもそいつぁ凄ぇや(byくりぃむ…
やはり見事なカメラ。
何でもない何でもなさの難しさ。
家族と寛容の物語。
川内倫子さんが共鳴するのがよくわかる。
桃子さんがいやだというのも有りながらと思うが殆ど映さず、そこにあった物だけが写される…
娘が食べ残した食材を畳に並べていく様子を「アート」と称し写真に収めつづける母。日常その物に芸術性を見出していく様、家族の許容と姿は見せずここを立ち去る事を決めた姉。花子がバシバシと自分の頭部を殴打し…
>>続きを読む京都在住の今村花子という女性に密着したドキュメンタリー作品。絵を描いている花子の姿から始まる。彼女の描く作品の色使いは非常に魅力的。また彼女の日課は、いや、彼女の母親の日課は花子の残した食べ物を写真…
>>続きを読む障害者アートものだが、自分には食べ物を粗末にしているとしか思えない。が、現実をどう見るかでそれはアートにもゴミにもなるわけでそれを信じ続ける花子の母親に、ロッセリーニ『アモーレ』のアンナ・マニャーニ…
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