シュン

名探偵コナン 紺碧の棺のシュンのレビュー・感想・評価

名探偵コナン 紺碧の棺(2007年製作の映画)
1.7
かなり昔に映画館で鑑賞。見返す機会があり、改めて観てのレビューです。

この映画を機にコナンを劇場で観ることを辞めてしまいました……。

それくらい全然楽しめなかったです。

アバンタイトルで、お馴染みの警視庁メンバーのカーチェイスシーン。
ここは派手なシーンだけども、追いかけている相手が、なぜかルパン三世と不二子ちゃんに変装している。よく言うと奇をてらった、悪く言うと唐突な展開に不安な気持ちに…。緊迫した場面なのかコミカルな場面なのか、バランスの悪い印象をこの時点で抱いてしまいました。

終始その印象が拭えず、西洋の海賊がキーワードとして出てくるけど、舞台は日本とスケール感がちぐはぐで、そのせいで謎解きも歴史ミステリーっぽく見せているけど、日本のどこかの島でそんな話ありえるのかなとノイズになり続け……。あのオチなら外国の海賊持ち出す必要もなかったのでは…。

その謎もコナンの頭脳を使うまでもなく解決できそうなもので、劇場版で描く程の内容か疑問でした。テレビスペシャルとかでも良い気もします(汗)

面白いと思っている方には申し訳ないのですが、この映画を観て「コナン卒業の年齢なのかな…」と思ってしまった1作でした。
シュン

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