破天荒ガール 過激な生き様
バウンティハンターとして生きた女"ドミノ・ハーヴェイ"の半生を描いた本作。
久々に観たので、改めてレビュー。
実話ベースだそうですが、どこまで話を盛ってるんだかわかりませんw
トニー・スコット監督作だと言うことで期待して観たんですけどね…。
映像は凄く凝っていてスタイリッシュですが、ストーリーが微妙過ぎました。
ムダにヒネリ過ぎて複雑でよう分からん本筋と、その合間に挟み込まれるドミノの回想。
なんでしょうね…?事件の全貌が明らかになってもスッキリしないこの感じ。
ただ、アクションシーンはそれなりにカッコ良かったんです。
彩度高めで、ザラついた独特の映像。
やたらチカチカ、チャカチャカする映像は、晩年のトニー・スコット監督お得意の演出。好き嫌いは分かれそうなとこですけどね。
スタイリッシュな映像に凝り過ぎたあまり、クライマックスなんて、もはや何が起きてるのかよく分かりませんw
クールな映像表現や、ところどころ垣間見えるバイオレンスな描写は良かったですし、嫌いにはなれない映画です。
主人公のモデルとなったドミノ本人がラストにチラッと出演されておりました。
確か、映画公開前後に若くしてお亡くなりになられたと記憶しています。
〜余談〜
劇中でクリストファー・ウォーケン氏が、武装したバウンティハンターの姿に興奮して「looks like Night of the Living Dead!!(ナイト・オブ・ザ・リビングデッドのようだぜ!)」的なセリフを言うんですが、なぜかDVDの字幕だと「死霊のはらわた」と訳されているんですよね〜。
U-nextで改めて観てみたら「ゾンビ」と訳されていましたw
字幕だし、文字数制限は仕方ないか。