Kotoka

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ちのKotokaのレビュー・感想・評価

4.0
まずこの映画が出来た経緯やきっかけが素敵だなぁと思う。

ハーバード大学のシナリオの授業のためにマット・デイモンが書いた戯曲を親友のベン・アフレックに見せた事から始まる。2人で試行錯誤を繰り返し2年かけて完成したこの映画は友情の賜物と言っても過言ではないと思います。
(マット・デイモン天才なのは役だけじゃないのか!)

よく映画が単行本化される事はありますが、私はこの映画の脚本まんまで欲しいです笑
そのくらい素晴らしいセリフが静かに、魅力的に散りばめられていました。役者が台詞の魅力を最大限に引き出し、さらに良くしている映画だと思います。

多くの人はこの映画の名言といえばショーンがウィルに対して語る
「もし僕がアートのことを聞けば君は...」という台詞だと言うと思うけれど、個人的にはウィルがハーバードのあの人マネクローン人間に対して言った
「お前は自分で考えることが出来ない。」
という台詞がとても強く心に残っています。まるで今の自分に言われているようで、、笑

(ウィルがいつもつるんでる4人はなんとなくスタンド・バイ・ミーのあの4人に似ているような気がする)

1人の人との出会いは、お互いに大きく変化をもたらすもの。

そして1つのいい映画との出会いも、時には自分を変えてくれるきっかけになることもありますよね。
Kotoka

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