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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ちのxyuchanxのレビュー・感想・評価

4.1
公開時以来ひさびさに見直してみた。昔見たときと比べひとつの台詞の響きかたや重みが違う。

「本で得た知識じゃなく君自身の物語なら喜んで聞きたい」

才能や運命や愛情や喪失や恐れについて、知識としてではなく客観的な自分として向き合えるか。

「問題は君たちそれぞれが完璧かではなく、君たちがお互いにとって完璧か否かだ」この言葉も今は実感を持って理解できる。

主人公だけではなく、2人の大人達や恋人、友人達など、登場人物達がお互いに響きあいながら変わっていく。

いま改めて観るとストーリーとしては想定の範囲内ではあるのだけど、マット・デイモンとベン・アフレックの2人がこの脚本を25年ほど前、大学時代に作ったと考えると驚き。やっぱり頭いいんだね。

数年前にTaylor EigstiとBecca Stevensのバージョンに出会ってヘビロテ曲となってる「Between the bars」を僕が初めて聴いたのもこの映画だったんだと悟る。

ロビン・ウィリアムスの演技の素晴らしさは言わずもがな、なんとランボー教授はMCUでソーの友達であるステラン・スカルスガルドだったのか。

改めて彼の出演作をみるとパイレーツ・オブ・カリビアン、天使と悪魔、マイティ・ソー、アベンジャーズ、ドラゴン・タトゥーの女、幸せはどこにある?などなど。

ちなみに我らがケヴィン・スミスの「Jay & Silent Bob Strikes Back」にも、ガス・ヴァン・サント監督とウィル、ベンの3人でこの映画の続編の撮影シーンで出てました。
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