エンドロール

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ちのエンドロールのレビュー・感想・評価

3.8
21年前の公開当時にも観ていて、自分の評価以上に絶賛されていた記憶。それから21年ぶりに観て、やっと絶賛の理由が分かった。当時の自分はウィルより若くて、何も分かっていなかったのだ。
とは言え、ウィルは本物の天才=宝くじの大当たりを持っている選ばれし存在。すっかり感情移入はできないけれど、人に対して心を開くことの難しさは共感できた。勇気を出して飛び込まなければ、一生表面上の付き合いしかできない。だけど、怖い。傷付きたくないよね。
ウィルの最終的な決断は分かるけど、その先を見せない終わり方が良かった。
悪いけれど、ミニー・ドライバーの顔が好みじゃない。
そしてケイシー・アフレックの可愛さと言ったら!現代のシャラメ君だ!
当たり前だけどマットもベンも幼いくらいに若かった。あの若さでこの脚本を書いたなんて、やっぱり才能に嫉妬する。