こやち

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ちのこやちのレビュー・感想・評価

4.0
特別な才能が逆境を乗り越え自己肯定して前に進んで行く。まあストレートな物語だけどね。
みんながウィルの事を思っているのにいつか事件を起こして全てぶち壊しにするんじゃないかと、ハラハラしながら観てたけど、そんな救いの無い話じゃなくてよかったわ。

「ノックをしてもお前は出てこない。何の挨拶もなくお前は消えている。そうなればいい。」
チャッキーがウィルを思う気持ち。それに応えるウィル。

マット・デイモンとベン・アフレックが脚本を仕上げた事を知ってこの作品を観ると、作中の2人にも何か別の感慨が湧くが、それにしてもまだ2人とも若い!若い才能がこうして開いてきたんだな。
そしてロビン・ウィリアムズがまた人の心を開いていくヒューマンな役だったけれど、彼の笑顔を見るとちょっと悲しくなってしまう。

自分がNSAに行かない理由を風が吹けば桶屋が儲かる的に立板に水で喋るのが面白かった。あれ覚えるの大変じゃない?
こやち

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