グッド・ウィル・ハンティング/旅立ちのネタバレレビュー・内容・結末

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち1997年製作の映画)

GOOD WILL HUNTING

製作国:

上映時間:127分

ジャンル:

4.1

「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」に投稿されたネタバレ・内容・結末

怖くて逃げ出したくなるとき、逃げ出してしまったとき、見たくなる大切な映画です。


傷つくのが怖くて、逃げたり攻撃してしまう人生…

そんなとき、本音で言い合いをしてる先生を見て、本当に自分のことを心配してくれてるのを知る。

先生もだけど、彼女も親友も泣かせる…。


過去はすべて気にするな。君は悪くない。
言えるなら言って、愛してないと。
挨拶もなく、いなくなっていたらいい。




おれを、許して。
先生が何度も何度も、「君は悪くない」と伝え続け、ウィルの心が揺れ動いていく場面がとても良かった。そして若き日のマッドデイモンに魅入る。
アメ車がかっこいい。悪友であり親友の関係に憧れる。
全編通してほとんど泣いてしまった。

*印象に残ったシーン
”It’s not your fault.” 君は悪くないとロビンウィリアムズに何度も言われマット・デイモンが子供みたいに泣く

妻は緊張するとおならをする癖がある、と愛おしそうな顔で話すところ

歴史に残る野球の試合のチケットを捨て未来の妻とバーで飲んでいた、後悔はない、と話すときの主役二人の掛け合いが最高に好き
最後に、全部捨てて彼女のところ行ったのがよかった!やっと自分で人生の決断できたのね。
友達が大絶賛で期待して見たが、個人的に主人公に全く感情移入が出来ず、あまり響かなかった作品。
記録

いつロビン・ウィリアムズが出てくるのかそわそわしてた
妻のオナラの話で2人が大爆笑するシーンが大好き
心を歪まされた天才が大学教授に発見される。/全員善人の世界。

自分は少年漫画脳なので、泣かせるものに対して防御癖があるのだが、本作はこれしかないという経路で胸を突き刺してきた。

ポイントはやはりショーンの語る恋人と親友のくだりだろう。恋人はわかりやすいのだが親友の話はあくまでさりげなく。さらにベン・アフレックが無神経ぶりを遺憾なく発揮しているので、彼の工事現場のシーンは理想的だった。一度は期待した、けれど諦めた、なのに…という意味の"予想外"ほど素敵なものはない。最後、誰もいない部屋を見てチャッキーが微笑む下りももちろん泣いた。

マット・デイモンが天才的だ。卓越した頭脳の持ち主でありながら、心傷ついた少年でもある。それを両立させるのが「無邪気」という一線にあることを、彼の演技から気付かされた。もうめっちゃくっちゃかわいいのだ。かわいいは正義。

また、細かいシーンもうまい。暗号のところからカウンセリングに映る流れがうまい。

でもやっぱりベンアフレックの最後の表情、すごい。泣いちゃう!



MIT数学科ジェラルド・ランボー教授が廊下に貼り出した超難問を謎の人物が解いてしまう。その正体は掃除夫ウィル・ハンティング。スラム育ちの前科持ちだった。

ウィルは仲間たちとハーバード女子大生をナンパしに行く。親友のチャッキーをハーバード大学の衒学者が馬鹿にすると、ウィルが返り討ちに。そこでスカイラーと知り合う。あくる日、野球観戦の帰り道、保育園時代のいじめっ子に暴行を加え逮捕される。

ランボーは身元を引き受け、週一の面会とセラピーを義務付ける。共に証明をこなしていく一方、持ち前の博識でカウンセラーを煙に巻くウィルに窮したランボーは、元ルームメイトの心理学者ショーン・マグワイアに頼る。

ウィルはショーンの妻を嘲り煙に巻こうとするが、ショーンはハッキリと激怒する。頑なに沈黙するウィルだが、ショーンは共に沈黙を保つ。

ショーンは、ウィルが自分の経験ではなく本の引用だけで語ってくることを突きつける。君の話を聞きたい。ウィルは根負けし、少しずつ語り出す。

お返しに、ショーンは妻と親友の話をする。妻は数年前に病死したが、18年間ずっと愛していた。「大事なのはお互いに完璧かどうかだ」声をかけたのは友達と行ったとある世紀的な試合のときだった。ウィルは信じられないと笑うが、親友はショーンを送り出してくれたという。

ウィルはスカイラーとデートをするが、二度目に踏み出せない。ショーンの励ましを受けて声をかけに部屋に赴くが、宿題中でダメだという。一瞬見ただけの宿題をすぐに解いて、答えを渡して「もう待てない」というウィル(超かわいい)。二人は関係を進める。分け隔てないスカイラーを、ウィルの仲間たちも歓迎する。

ランボーは就職先を斡旋するが、ウィルは欠席し続ける(ショーンが代わりに行って金を巻き上げる)。才能を惜しむランボーと、あくまで彼自身を見つめようとするショーンは対立する。

ウィルが家庭環境について吐き続けていた嘘をスカイラーは見抜いていた。本当の自分を見せて欲しいと思うスカイラーはカリフォルニアでの同棲を願うが、ボストンから出たことのないウィルは愛していないと拒絶してしまう。さらに才能の発揮を押し付けるランボーにも悪態をつく。

そうしたウィルを諌めたのはチャッキーだった。チャッキーは20年後も同じ街にいたら殺すと語り、いつか朝迎えに行ったらお前がいないことを夢見ているという。

ランボーはショーンを詰める。お前の方が頭が良かったが今では成功しているのは俺だ、というランボーに、ショーンもまた激昂して言い争いに。そこに現れたウィル。ショーンはウィルの虐待の跡を記した書類を手に、君は悪くないと言い聞かせる。ウィルは泣きながら謝る。

ウィルはランボーの紹介した企業に面接に行き、務めることを決める。ショーンとの最後の面会はあっさり終わり、ショーンは旅に出ることを告げる。チャッキーたちはウィルの21の誕生日にボロ車を贈る。

ショーンの旅立ちの日に、ボロ車が軒下に止まる。郵便受けを見ると、簡単な手紙。チャッキーたちはウィルの家が空なことに気づく。チャッキーは数度、片頬をあげる。

手紙の内容は、ランボー紹介の会社をすっぽかすことへのそっけない謝罪と、彼女がいるということだった。俺の言葉だと苦笑するショーン。車はカリフォルニアへ向かう。
自分と真摯に向き合ってくれる人間のありがたさを実感できる作品。
自分が真摯に向き合う時、相手もまた同じ目線でこちらを見る、つまり自分にとってありがたい人間たらしめることができる。

そしてラストの、ポストの中のメモともぬけの殻の家のシーンは最高。
 マサチューセッツ工科大学校舎の清掃員として働く主人公の青年が誰も解けない黒板に書かれた数学の難問を解いちゃったもんだから、教授に目をつけられて天才と認められて教育を受けさせようとするけど。心にトラウマを抱えてトラブルばかり起こすので奥さんを亡くしてこれまた傷ついたカウンセラーを紹介して2人で成長していく話。
 
 心を閉ざした天才の主人公がカウンセラーと心の交流をして旅立つという再生物語としてカッチリカッチリ丁寧に描かれて王道の展開で面白く見ることができました。
 主人公は数学の天才で喧嘩もするしハーバードの学生さんも簡単に論破してしまう。教授が紹介したカウンセラーたちにもなめた態度でカウンセリングにならない。そんな中、教授の同級生のカウンセラーがやってきますが、彼も奥さんを亡くして更に教授は華やかな仕事をしているけど自分は特に何もしてない。教授とその対立があったり。
 カウンセラーは主人公は本の世界は知っているけど、本当の恋をしたことあるのか? ボストンから出た事あるのか? その目や耳で体感したことがない。引用ばかりでまるで中身がないと突き放す。まだまだ子どもな主人公。
 映像も綺麗で印象的なカットもたくさんあってヴィジュアルも見てるだけで楽しくてよかったです。

 ただ主人公結構恵まれていて、友だちたちもすごく良い奴だし。ガールフレンドもカラッとした性格でしっかり者だしで、うらやましいだけの主人公でした。
 それに親友が「お前はずっとここにいるべきではない」とその才能を活かせ的なことを言いますが、主人公からしたら自分と親友たちとの間にそんな壁あったんだ? 親友ですらそう思ってたんだ? とか傷つかないのかな? とか思ってしまいました。
 そしてラストに主人公が選択するのも映画的には気持ちのいいものでカタルシスを得られて満足でしたが、実際はどうなんだろう? 就職先ではなく恋人のもとへ行くのが今度の人生で正しいのかは疑問でした。カウンセラーの言ってることは映画の中では正解に描かれてるので見てるあいだは気持ちの良いものでしが、見終わってみると首をかしげてしまいました。
 ほいで主人公は一体何に悩んでいたのかとかもボーっと見てたらよくわからなかったです。

 けれどそれでもやっぱり感動してしまって、メインの登場人物たちそれぞれに悩みがありぶつかってそこから再生していく姿を丁寧に描いていて面白かったです。
20年前の映画。マッドデイモン若い。
「傲慢にも絵一枚で僕という人間を切り裂いた」と言われ、そこからの関係の構築と、各々の成長がよかった。
仲間が、自分が思っている以上に親友だと思ってくれていて、「挨拶もなしに消えてくれた方が」って。
友情はいつもきらきら。
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