「料理センスのあるネズミとダメコックのバディムービー」
「Mr.インクレディブル」や「ミッションインポッシブルゴーストプロトコル」のブラッド・バード監督の作品。
料理が好きでセンス抜群のネズミがダメダメな人間のコックと協力してフランス料理のレストランで成功してくお話。
厨房という同じ空間もネズミ視点にする事でモノの描き方やカメラワークやダイナミックな画作りなどで迫力を持たせる演出力は後にミッションインポッシブルも任せるほどのブラッドバード監督手腕はさすがと感じました。
また表現としてはパリの街並みや色彩、ライティングが特に素晴らしかったです。
唯一どうしてもやっぱりゴキブリや大量のネズミが厨房にいるとどうしてもファンタジーの世界とは分かりつつも、内心引っかかる部分はありましたが
安心して観ていられる。
「不可能と思い込んでいたら何も成し遂げられない」というメッセージをネズミを通して伝えてくれる作品でした。