たむ

アリランのたむのレビュー・感想・評価

アリラン(2011年製作の映画)
3.6
キム・ギドクによるキム・ギドクのための映画です。
たびたび映画にも出演するようになっていたキム・ギドク監督が『悲夢』のある事故がきっかけとなって、映画が撮れなくなってしまいます。
その時のドキュメンタリーです。
キム・ギドク監督が自分自身と語り合ったり、難解な印象もありますが、1番印象に残るのは、エスプレッソマシンだったりします。
映画としてはキム・ギドク監督100%、創作の苦悩とはここまでのものか。
映画を作ること、ものづくりの恐ろしさを個人の姿で描きますね。
たむ

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