ばお

シェルブールの雨傘のばおのレビュー・感想・評価

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)
4.0
監督ジャック・ドゥミ × 主演カトリーヌドヌーヴ × 音楽ミシェル・ルグラン この3人のタッグにハズレなし。個人的にはこれよりも後に公開された「ロシュフォールの恋人たち」の方が明るく楽しいので好みではあります。しかも本作ではカトリーヌ・ドヌーヴの歌は実は吹き替えなので…。「ロシュフォールの恋人たち」ではちゃんと歌っています。

全編音楽のみで地の台詞が一切ない完全なミュージカルであり、当時の映画としては画期的な形式の作品。

互いに愛し合っていた傘屋の少女と修理工の若者が、戦争に引き裂かれ、別々の人生を歩くまでを描いている。

ラストシーンがあまりにも切なくて涙なしには見れない。2人とも幸せな人生を歩んでるようで、まだ互いのことを忘れられてないということが伝わってくる…

ファッションやインテリアが水色やピンク、黄色などカラフルでとっても可愛いです。フランスファッションって型はシンプルなのに色使いが本当におしゃれ。
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