デジタルリマスター版のDVDが発売された時、パステルブルーのパッケージの可愛さに思わず即購入した。
カトリーヌ・ドヌーヴがそれはもう綺麗。
『ロシュフォールの恋人たち』は“可愛い”だけど、こっちは“美しい”が似合う。
どのファッションもめちゃくちゃ好みで、目の保養♡
お部屋のインテリアなんかも素敵なのでそっちも要チェック。
最近『レ・ミゼラブル』であったように、全編セリフが歌で構成されるミュージカルなので、ちょっと好き嫌い分かれるとは思いますが。
ミシェル・ルグランの音楽がとても心地よく、きっと映画を知らなくても耳にしたことがあるのでは?
美しく可憐な様子とは裏腹に、物語はちょっとビター。
そうなんだよね。
人生って甘さばかりじゃなくて苦味もある。
それを淡々と美しく描いて、でもちっとも悪い気はしない余韻のあるラストに仕上がってる。
この頃の美しさは惜しいけど、色んなものを重ねてきた今のカトリーヌ・ドヌーブも素敵ですよ。