カトリナ

シェルブールの雨傘のカトリナのレビュー・感想・評価

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)
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雨の季節に調和する。紫陽花の色は咲きたての淡さからハッキリした濃さへと変化していく。順応する姿は自然の形で至極当然のことなれど見方によっては他愛もなく哀しささえも漂うが環境によって敏感に変化する性質はどんな生物にも備わっているのかもしれん。綺麗な花だが実は毒もあり口にすると命に関わるとまでいかないが危険なことも。艶な青は凛としたイメージを膨らませつつ冷たい印象を持つ寒色。暖かいトーンは元気の出るような楽しさを思い描く優しい暖色。雨がむせぶブルーの街並みも色とりどりの雨傘も美しい。

物憂げな6月の雨に打たれて
愛に満ちた季節を想って歌うよ〜♪
ミュージカルとして◎!
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