せびたん

シェルブールの雨傘のせびたんのレビュー・感想・評価

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)
3.8
恵比寿で上映中みたいだけどレンタルで妥協しました。都心まで行くのはちょっと…。電車乗るのイヤだし、絶対いろいろ寄り道しちゃうし…笑
若い頃からずっと観たかったはずなのに…。やっぱ映画との出会いもタイミングなんですね。この作品の物語みたいですね。

第3部は特に引き込まれて観ました。
ジュヌヴィエーヴの「まわり道してここにきた」というひと言が二重の意味に取れてどきっとしました。ふたりの結婚に反対していたジュヌヴィエーヴの母親が死んだタイミングというのも何かリアルでした。

でも。どーでもいい話で恐縮ですが、わたし的にはジュヌヴィエーヴよりマドレーヌがタイプでした。

ヌーベルバーグらしさ全開の映像と色彩が好きでした。こういうの好きだなあ。もっと見たくなる。
私はトリュフォーの作品とは肌が合わないこともあり、ヌーベルバーグといえばゴダール、アラン・レネがまず思い浮かびます。そのふたりの作品を久々に観たくなりました。レンタルにあるといいな…。

そういえばこの作品、「ララランド」の影響で見てる人が多いようですね。私も「ララランド」に興味がわいてきましたけど、「ラ」の数は今ので合ってましたか?
もしかして「ラララランド」?「ララララランド」?「ララララララ…(←いいかげんにしときます…)」
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