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シェルブールの雨傘のERIのレビュー・感想・評価

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)
3.4
やっと観れました。オープニングから俯瞰で撮られたレンガ造りの道にカラフルな傘。なんてセンスがいいの。

雨がとっても素敵なものに見える。可愛すぎてたまらないな。91分という時間も短くて好きだし、これが60年代に作られた作品だけど今見ても新鮮でオシャレだ。大好きです。なんと言っても色彩が素晴らしい。全編歌ってセリフを言うので、その辺りは好みがありそう。

第1部、出発。
この当時20歳のカトリーヌ・ドヌーブの瑞々しい美しさといったら。整備工場で働いてるギイと付き合っているジェヌヴィエーヴは傘屋さんで働いている。金色の髪留めにピンクのコートとワンピースドレス。お人形さんみたいだ。ふたりはデートで舞台を観劇。幸せだ。波止場でお散歩とか絵になりすぎる。

ジェヌヴィエーヴのままもオシャレなんだよな。赤いセットアップスーツの上に緑のコート、アクセサリーはパールの三連ネックレスって素敵。

17歳のジェヌヴィエーヴは、ギイに夢中で結婚したがっていたけど、20歳のギイは2年間兵役に行くことになってしまう。悲しむ娘にママは結構ひどいんだよね。本当の愛がわかるの?みたいな。娘を想ってのことではあるものの。

お見送りの時。離れがたいふたり。この時のカトリーヌ・ドヌーブがめちゃくちゃ可愛い。

第2部、不在。
ママは宝石商のカサールがお気に入り。娘に激推ししてくる。ジェヌヴィエーヴは、ギイからの手紙を待ちわびてしょんぼりしてると言うのに。そしてなんと子供ができたという。それを知ったママは大慌て。

カサール推しのママは彼を食事に招待していて、彼はお家にやってくるのだけど、ジェヌヴィエーヴは食欲もなく部屋にこもってしまう。カサールは、ママに娘さんを幸せにしたいという。

ジェヌヴィエーヴは、どんどん大きくなって行くお腹と会えないギイ、アプローチされるカサールに毎日気持ちが揺れる。結局、ジェヌヴィエーヴはカサールの誠意に心を決め結婚をした。


第3部、帰還。
兵役から帰ってきたギイは真っ先に傘屋を訪ねるのだけど。もう彼女はいなかった。家に帰り真実を知ったギイは、なんだか色々うまくいかない。堕ちるとこまで堕ちたけど、マドレーヌとやり直すと決めたギイは、ガソリンスタンドをはじめて新たな人生をはじめていく。

そこにふらっとやったのはジェヌヴィエーヴだった。ふたりは再会した。これまでのことには何も触れずふたりはそれぞれの道を進んでいく。