シェルブールの雨傘のネタバレレビュー・内容・結末

シェルブールの雨傘1963年製作の映画)

Les parapluies de Cherbourg

上映日:1964年10月04日

製作国:

上映時間:91分

3.6

あらすじ

「シェルブールの雨傘」に投稿されたネタバレ・内容・結末

もなむ〜 もなむ〜…
セリフぜんぶ音符に載せたね
45周年ということでデジタルリマスター版がリバイバル上映されていました。
母の大好きな映画です。

カトリーヌドヌーヴの美しさ、洋服、街の景色、部屋、ミシェルルグランの曲

それだけで価値がある。
ストーリーなんておまけでもいい。

最初から最後まで歌ってる映画はこの作品くらいらしい。普通のミュージカルと違って、台詞もすべて歌ってます。

「悲恋の名作」という感じに言われていますが、私から言わせてもらえば、ハッピーエンド。

最後のガソリンスタンドのシーンであんなにも美しい女性で現れることができたのは、紛れもなくあの宝石商のおかげ。

そして宝石商と結婚するのに悪いところが一つも見当たらない。
宝石商はお金持ちで、紳士で、イケメンで、愛してくれていて、お腹の子供が別の男の子供でも結婚しよう、二人の子供にしようと言ってくれて、潰れそうな実家の傘屋まで救ってくれて、将来性がある、そして仕事でいろんな国にいける。

私は元彼がダメ男に見えてしかたがなかった。 せめてもっとかっこよかったら・・・。

あと古い映画だから仕方ないと言えばそれまでだけど、不自然な場所が多々ありました。
雨も雪も1点から降っていたり、
あきらかに恋人同士が街を歩いているのではなく、何かに乗って動いていたり、いろいろと気になった。

ママの
「恋で死ぬなんて映画だけよ」
は名言ですね。
絶え間無い歌の躍動。場面の全てがミュージカル調の歌唱パートによって構成される潔さに脱帽。会話による幕間を一切挟まず、登場人物のあらゆる台詞を歌として表現する徹底的な歌劇ぶりには舌を巻く他ない。そしてミシェル・ルグランが手掛ける楽曲がやはり秀逸。時に明るく、時に感傷的な趣を表すジャズ・オーケストラのBGMは効果的な演出を生み出している。背景や衣装を始めとする鮮やかで大胆な色彩感覚、カトリーヌ・ドヌーヴらファッショナブルな役者陣によるお洒落な映像も印象深い。

戦争による別離、待ちきれなかったことによる悲恋、それらが歌によって劇的な感傷に包み込まれるという優しさ。その顛末は悲劇とも取れるのに、ある種オペラのような美しささえ感じられるのが印象的。互いにそれぞれの愛を見出だし、別々の人生を歩んでいくことを示すラストの切なさは味わい深い。ただ、作中で提示されるその物語が個人的に好みだったかどうかは別の話ではある(妊娠までして別の男との結婚を選んでしまうヒロイン、些か都合良く配置された互いの新しい相手役などには思うところもある)。全編ミュージカルな内容も大胆ではあるけど少々単調に感じなくも無い。
全編会話型で台詞によってはちょっとシュールなとこもwギイのこと待っててあげてーって思ってしまった、、タイミングって大事なんですね ラストギイと息子が遊んでるシーンがなんとも言えない切なさ 色合いも可愛いし傘も可愛いし、フランスらしいお洒落な作品です
ラストが非常にお気に召してる

いつだってどこだって女は待てないものなんだね
あなた幸せ?
----ああ、幸せだよ



ハッピーエンド
余計なものが付け加えられてないところが良い
6年くらい前に初めて観たときは、自身でも引くくらい感情移入して観終わったあと、当分悲しみに打ちひしがれていた。

今日も打ちひしがれちゃう?と少し不安になりながら鑑賞。
2回目は、初回よりかは冷静に観れたからとりあえずそれだけでホッとした。

まずミシェルルグランの美しい音楽に落ち着いて耳を傾けられた。
スウィングした曲もすてきだけど、なんといってもタイトル曲の美しさといったら!!!

モーナームール〜、ジュテーム、ジュテーム(曲の美しさがこれっぽっちも伝わらなくてこれこそ悲しい)の歌ありのリフレインが、ジュヌヴィエーヴとギイの別れのときに流れて、そして切なさいっぱいのラストシーンでも…流れてるんだよね!!あれは今でも2人の心の中に流れているんだけど…ということなんだよね、思い出すとやっぱり悲しくてウルウルしてくる。

あとカトリーヌ・ドヌーヴのフランス人形みたいなかわいさは…わたしがつべこべ言わなくてもみんなわかってるよね…。ふんわりひとつに束ねた髪型がとくにすてきだな。ラストシーンのゴージャスなアップスタイルもさすが!な似合いかただけれど。

鑑賞後に隣で観られてた方が言ってたけど、これは反戦映画なんだね。
戦争で離れ離れになった2人が結ばれるべきだったのかそうでなかったのかは、誰も正解はわからない。
でも、ラストシーンを見る限り、暖かい家庭をマドレーヌと築くギイに比べて、ジュヌヴィエーヴはあまり幸せに見えないのが今回わかって、初回とは別の意味で悲しくなった。

初回鑑賞は、なんで2人は結ばれなかったんですかっっっっ!!!???ってくらいに感情移入してたけど、今回は、まぁこんな結末もあるよね人間だから。っていう冷静な気持ちがあった。

BRの映画を改めて観て、発見したことがある。

作品は「シェルブールの雨傘」

1964年の第17回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した作品。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/シェルブールの雨傘

https://movies.yahoo.co.jp/movie/9588/

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今ではミュージカルやその映画作品でよくあるが、台詞📖が全て音楽🎵に乗っている作品。
初めて劇場で観たときは違和感があったが、次第にストーリーや画面に引き込まれていき、気にならなくなった✌️

ミッシェル・ルブランの物悲しい旋律は有名。

https://youtu.be/17A0fN8NJi0

https://youtu.be/Br17Cb1_3oU



そして僕がこの作品で一番好きな場面がこちら。

ラストシーン。

元恋人同士だった2人がそれぞれ別の相手と結婚し、何年後かに彼の経営するガソリンスタンドに、彼女が給油で立ち寄る。

給油中に事務所で2人が会話するが、最後に交わす言葉が字幕だとこうなると。

彼女「あなた、今、幸せ?」

彼「ああ、とても」

https://youtu.be/kbjZLXFkclM



そして彼女は事務所を出て、車に乗って去る。

次の動画はストーリー全体をまとめたものだが、その3分35秒くらいからラストシーンになる。

https://youtu.be/Br17Cb1_3oU



ちなみに、このシーンの背景は、
◇彼女はお金持ち(確か若い宝石商)の旦那と別れた
◇旦那の実家に預けられていた娘を引き取りに行った帰り
◇実の母は昨年亡くなった
◇シェルブールには結婚以来、初めて立ち寄った
◇回り道して、このガソリンスタンドに寄った

そして
◇車に乗っている娘は、別れた彼の子供
そのことを彼は知らない❗️
◇彼は事務所でも素っ気ない態度
彼女から話しかけることが多く、娘に会ってみる?と投げかけても、彼は断る

そんなラストシーンで交わす会話である。

く〜〜!泣ける‼️

ここまでは、以前観たときまでに理解していたこと。
ここからが、今回観て気づいたこと。

①実は「今、幸せ?」という台詞が別のシーンでもあった❗️
・ラストシーンの前、彼が別の女性と結婚を決めるとき、相手の女性も!彼に聞く。
「(私と結婚することになって)今、あなたは幸せなの?」

・僕は原語は分からないから字幕でしか判断出来ないけど、少なくとも字幕では同じ台詞だった。
意味深〜〜‼️
間違いなく、次のシーンでの同じ台詞を意識してると思う。

・ちなみに、同じ台詞を二人の女性から言われた彼の反応は、
彼女には素っ気なく「(君がいなくても)幸せだよ」と答え、
結婚した女性には「(君と結婚できて)幸せだよ」と答えている。
同じ言葉でも、中身が随分違う。
憎い脚本。

②視点は神か⁉️
・この作品、彼女と彼の悲恋物語だと思うのだが、最後の終わり方からは突き放した印象を受ける。
・若い二人が恋に落ちて、彼は徴兵に取られ、彼女は身籠もる。
一方、彼女の母の傘屋は行き詰まり、お金持ちの別の男性との結婚を娘に進め、娘も彼からの手紙が途絶え、相手の男性がお腹の子も含めて面倒を見てくれると言うので、母の強い勧めを断れずに結婚してしまう。
彼は徴兵から帰ってきたが、彼女は他の男性と結婚していた。失意の中で新た生活をしていた彼を、彼の叔母の面倒を見ていた女性が支えになって再起する。そしてその女性と彼は結婚し、ガソリンスタンドを始める。

・ラストシーンまでのストーリーをまとめると以上のようになるが、そこから何を作者は伝えたかったのか⁉️
彼女の立場にも、彼の立場にも、立っていない、二人に起きたことを淡々と描く終わり方は、まるで二人を天から見ている神の視点のよう。ある意味、冷酷。

・僕はラストシーンに、二人の運命に、さらにはこれからの彼女の人生に、想いを巡らせたが、神はただ二人の人生を時の流れに乗せていく。
この神の存在も意識すると、作品にもう一味加わる。観直して良かった❗️
最も愛している人とは結ばれない。それでも幸せと言う。オープニングがよい雰囲気。セリフが全て歌
変化が起こる時には黄色が現れる。
ピンクを着てる時は愛を表してる。
補色を使った美術セット。
など、学校の授業で分析しながら観て、とても面白かった。
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