ドラッグストア・カウボーイの次男のレビュー・感想・評価

曇りの日で昼間から電気つけてる教室とか、日曜の夕方の帰りの車の中とか、昼夜逆転して16時ぐらいに起きたときとか、そういう感じの、後ろ暗さ？みたいな、そんなのが、ずっと隣におった。物語はテンポ良く観やすくわかりやすく進んでいくし、陰影だって抑えめだし、「マラノーチェ」みたいな手持ちもない、んだけど、なんだろう、どこか影が差してるというか。その影さが、悪い影じゃなくて、寂しさとかに似てる感じの、ええ具合の。物語のテーマよりも、それが心地よかった。

あと8mm映像。と、モノローグ。と、ジンクス。