SYU

ドラッグストア・カウボーイのSYUのレビュー・感想・評価

3.0
2022/08/16
監督 ガス・ヴァン・サント
マット・ディロン
ケリー・リンチ

"快楽の限界"

ドラッグストアを襲い、薬を売って生計をたてながら自らも薬物中毒である主人公の青年とその仲間達の逃亡と破滅に向かう様を描くドラマ。

H・グラハムで更に更にもう一本。

前半、慣れた手つきで強盗を行い、クスリを奪い去っていくシーンはスタイリッシュでお洒落に描かれていて、M・ディロンの2枚目振りやK・リンチ、H・グラハム等女優陣の美しさも魅力的でした。

驚いたのは薬局で売っているクスリでも、中毒になるんだと初めて知ったこと、後半段々と追い込まれていく様と虚しさの残るラストが印象的でした。

本作とディカプリオの「バスケットボール・ダイアリーズ」そして「レス・ザン・ゼロ」で薬物の恐ろしさを知った気がします、最近ではJ・ロバーツの「ベン・イズ・バック」なんかもそんな感じになりました。

鑑賞日1990年頃 VHSにて
SYU

SYU