このレビューはネタバレを含みます
森のシーンの辛さ。ただ見ていくしかない。敗残兵のリアルもただただ見ていく
ヒューマニズムを最後まで貫き通そうとした梶が終盤で放つ言葉は「死ね!」か、、その後のセリフに彼の思いが込められてはいるけど。誰一人救うことができず、最終的に私刑へ。私刑については状況が故にカタルシスすら感じてしまうのもなんだかなぁ。そして梶の人間性は崩壊する。全てではないけど。分かっていはいたけど、会えなかったかぁ
思想やシステムも人間がつくりだす狂気の中ではさほどの違いはないっていうことなのかな。人の中で人が滅びる
仲代達矢をはじめとする出演者の演技は本当に素晴らしかった。