シガーandシュガー

ヘルハウスのシガーandシュガーのレビュー・感想・評価

ヘルハウス(1973年製作の映画)
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よくわからない機械を持ってくる科学者(だっけ?)だったり、エキセントリックな霊媒師さんだったりと、本職の牧師がいない中で行われるエクソシスト。
作品そのものの雰囲気は嫌いじゃないのだけど、皆さんのレビューにあるように、最終的な霊との対決が、相手の身体的特徴を完膚なきまでにこきおろすという手法なのがどうしても笑えてしまって、他のエクソシストものに感じるような恐怖がなかった。人間の霊と悪魔では手ごわさが違うのか。
ここの霊はエロスを求めちゃったりするのだけど、「幽霊を追い払うにはシモネタを考えるとよい」というネタがなかったっけ? 日本の幽霊が潔癖で奥ゆかしいだけ?
ともあれ懐かしい雰囲気を特に望まない場合は、死霊館シリーズのほうが怖がれて良いかなあ。