オダギリジョーが好きなので、そして園子温も好きなので数年前に鑑賞。
「眠すぎる日本、だけど眠れない日本」
平和で平凡な大学生活に、
何者でもない自分。
誰にも急かされていないのに
焦燥感に苛まれる。
ちょっとわかる気もする、その感覚
平凡な毎日から脱出するべく、
勢いのままニューヨークのハザード(危険地区)に渡るところからストーリーは始まる
正直、物語が面白いとかそういうことではなく、、
若者たちが、若い今だからできるやんちゃなこと、今だから感じられる刺激を存分に満喫してる感じ、
NYのハザードという特異な雰囲気、
そしてなんといってもオダギリジョーが、ひたすらカッコ良い。
男子中高生がこの作品を見た場合、一定数は憧れを抱き、ニューヨーク行きてー!俺たちも何かやってやろー!となるのではないだろうか…(私が男子中高生ならそうなる)
日本の学園ドラマの"青春"とは真逆で、
爽やかでも甘酸っぱくもない。
強盗、ドラッグ、刺激、暴走
これもまた紛れもなく"青春"。
賛否両論あるのはわかるなーと思いつつ、私は嫌いじゃなかった!