あぢぃ……ということで「涼」を感じたくて鑑賞。
水を様々なメタファーとして取り入れてきた蔡監督の作品。
雨のシーンが多くて湿度が高めの作品が多かったけど、この作品は水不足に悩む真夏の台湾が舞台。そこでしめやかに過ごす孤独な女がAV男優を生業にしている男と出会う。
水と同じく生活に潤いを求める男女。そこにアクセントとして存在する西瓜がとても印象的。丸くて艶やかな西瓜の中身はたくさんの水分が含まれているのに硬い皮に覆われている。
性描写が苦手な人はちょっとキツいかも。特に果物を使ってアレするシーン有り。個人的には一つ一つのカットに茶目っ気があって結構好き。台詞も少ないから全然暑苦しくないし、結果的に「涼」は感じられたかな。
ところで、昨日西瓜を食べて気付いたこと。西瓜は一口目がうまい!!(今さら)