「戦場では、死が日常だ。」
ミャンマー東部では少数民族への弾圧が続いていました。その一部では化学物質による武器も使われているそうです。
あれから、ジョン・ランボーはタイ メイソートで現地の人達と蛇や魚を取りながら、ゆったり生活をしていました。
しかし、そこへアメリカ人を探しているマイケルという男がやって来ます。彼らはボランティアでミャンマーへ行くために、ランボーにボートを出して欲しいと言って来ます。ミャンマーは扮装地帯ということから、ランボーは断りますが…
大ヒットシリーズであるランボーの最終章です。前作から20年もの年月が経っています。
監督、脚本、主演ともにシルベスター・スタローンが担当しています。
今回もランボーシリーズらしく、アクションはとても派手になっています。
ミャンマーでは、こんなに虐殺されていた多くの人が存在したということをこの映画で知らせたスタローンのメッセージ性を感じる映画です。
世界最強の男であるランボー。彼の強さは内にある信念と正義から生まれています。その役柄がスタローンの映画に込められたメッセージと共に生きています。
ただ、派手で乱暴なアクションを見せるだけではなかった最終章で良かったと思います。
「ただ、無駄に生きるか、なにかのために死ぬか。
…お前が決めろ。」
