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ランボー 最後の戦場のYuのレビュー・感想・評価

ランボー 最後の戦場(2008年製作の映画)
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圧倒的肉感!ブリッブリに弾ける肉片の雨がミャンマーを覆うPTSD待った無しの怒涛の90分!!

今回の怒りの矛先となったミャンマー!殺しはいけないなんて抜かすNGO団体映画ってサイコーですよね!
現場を勘違いしたお花畑が一気に崩れ落ちるときの表情って映画ってわかっててもゾクゾクする恐怖で、映像から感情の爆発チェンジが見られるは映画のスゲーところだと再認識しちゃった!!ヤッターーー〜!

とはいえ、全部破壊する圧倒乱暴者ジョン・ランボー!戦争は終わっていない!!!!!!
終わらない無限戦争の最中で、サバイバルマッチョボート屋に「意味をもって生きるか何もせずに死ぬか」の選択をせばまれたらそりゃあ何にもいえないですよね!
ベトナム戦争で望まない戦いを強いられて殺人マシーンと化した戦争の1番の被害者ともいえるジョンランボーからそれ言われちゃったら、前提が違うから!!って突っ込みたいけど、そりゃあお口も開きませんわ!おっかねぇ!!


なんというか、作品自体消耗品(エクスペンダブル)な雰囲気はめちゃめちゃあるんだけど、重苦しいゴアゴア描写は、スプラッターよりもスプラッシュしてて苦笑いが止まらない!!
どんなテンションで見ればいいの!?って100%笑えない、というか、ちょぴっと遠慮しちゃうんですよね、
なんて言ってると喉仏を生搾りしたり、顔面が弾けたり、ゾクゾクする描写に足の指のヒクヒクが止まらないんです!!!
で、イギリスの置き土産トールボーイの爆破シーンはもうね、もう息を飲むというか、飲んだ息が出てこないというか、逆に吐いた息が一生飛び回るというか、破れるような低温で客席にも振動が伝わってきて、衝撃波でハゲるみたいな、そんな破壊的な感動に絶頂感動ガンイキでした、、、サイコゥ!!ヤッターーー〜ー!!

そのまま、クライマックスは『怒りのアフガン』みたいなレジスタンス祭りで、ゴチャマンすぎるんだけど一人一人の意思とか関係なしにぶっ殺しまくるランボーを見て、「あ、これ知ってる!エンタメだ!!」ってシルベスタースタローンの怒りを純粋に楽しんじゃうんです!!


なんだか、映画秘宝読んじゃったあとだとそっちに引っ張られないようにしようとしすぎて逆に言いたいこと言えない感あるな!!映画秘宝発売中!!!今月号はランボーVSマ・ドンソクですよ〜〜〜〜!!!やったーー!!
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