3部作からだいぶ経過し、スタローンも、そしてランボーも歳を重ねた上での続編。なんとなく、続編というよりもなんだか「主人公が出てくるうえでのスピンオフ」みたいな感じがします（伝わらない感情）
というのも、今回ランボーは主戦から一歩引いているというか、今までのシリーズでの、戦場にランボーありきの圧倒的無双とは少し変わっていて、傭兵チームとミャンマー軍との戦闘での一戦力でしかない、というイメージです。もちろん圧倒的に強いんですけど、ランボーではなく「戦場そのもの」が主役の映画かな、と見えました。
というわけで今までのシリーズに比べると段違いに戦闘が凄惨なんですよね。血しぶきや肉片が飛び交い、「死」が画面にどんどん肉薄してきます。なので、スカッとする作品ではないのですが、2や3よりは1に近い感じ…？ですね。戦争はカッコいいものではなくイヤなもの、っていう側面が見えるような気がします。
ラストシーンは今までずっと心を潰されてきたランボーの救いと安息、というやさしい場面でした…ここまで観てほしいですね…
ここから今年の新作はどうなるんでしょうね
