708

白夜行-白い闇の中を歩く-の708のネタバレレビュー・内容・結末

白夜行-白い闇の中を歩く-(2009年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

東野圭吾の原作。綾瀬はるかのドラマや堀北真希の映画は観ていませんでしたが、気になったので観ました。韓国映画らしいエモーショナルさ、熱い血が通ったような表現。原作は読んでいないのですが、韓国版は原作の要素がちゃんと取り入れられ、原作を忠実に再現しているという声もあります。逆に綾瀬ヴァージョンや堀北ヴァージョン、そして原作が気になってきました。

犯人が人を殺めた真実や経緯、背景を知ったとき、その犯人が抱えた過去の悲壮感や痛みに触れて、思わず同情してしまうという流れは、松本清張のそれに似ているかもしれません。サスペンスの表現を使った人間ドラマ。救われない悲しみ。別な意味での胸糞悪さ。
708

708