赤、赤、赤、青、青、緑…
そんな原色で染められた画面が映える、イタリアンホラー。
特徴的な色使いのみならず、ハイジのロッテンマイヤーさんのようなバレエ教師や盲目のピアニストなど脇キャラも不気味。独特のホラーな雰囲気は濃厚だったんですが…恐怖の決定打を味わえずやや物足らない。
野球で例えるならヒット数の割に点が入らない残塁だらけの試合、サッカーで例えるならボール支配率の割にシュート数が少ない試合、ラーメンで例えるなら濃厚スープが美味しい割にチャーシューがお粗末…そんなホラー映画に思えてしまう(ーー;)
ホラー映画のグロ表現は使い方や使いどころによっては、逆に恐怖心が目減りしてしまうのかも？
ホラービギナーには時期尚早な映画だった気がします(^^;
