ShiroKyogoku

サスペリアのShiroKyogokuのレビュー・感想・評価

サスペリア(1977年製作の映画)
4.3
この頃のホラーって建物とかの映像と繰り返しの音楽だけでホント嫌な気分、不安な気分にさせてくれるから困る。
シャイニングでもそうだったけど、原色と幾何学模様で全部を構成させすぎでホント終始不安定感が半端ない!
こういうなんとも言えない不安な画像からくる怖さを作れちゃうのはやっぱ凄いな〜って感心した。
途中でBMWの本社が映ってたけど、もはやあの建物すら狙ってるんじゃないかと思ったわ。

パルプフィクションのミアが倒れるシーンって、この作品へのオマージュだったのかな??鼻血ドアップからの注射器の流れとか、「何とか」って返事とか。

いきなりクオリティの低めなコウモリの登場と、それに対してのこれでもかっていう執拗なまでのやっつけ方はウケた、まぁあんだけダサい敵なら強気でいける(笑)
犬が逃走したのもウケた、そこでちゃんと逃げるんだ(笑)
そしてラスボスがシディアス卿にしか見えなかった(笑)
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