なつ

冒険者たちのなつのレビュー・感想・評価

冒険者たち(1967年製作の映画)
4.4
各々の夢に破れた3人組が、宝探しの冒険へ旅立つ。
冒頭から、ジョアンナシムカスの眩しい美しさと、虚無感に包まれた空気感が漂う……あっ、この映画大好きだと感じた。
美しくチャーミングな彼女。
アランドロンのブルーグレイの潤んだ瞳…なんて、美しい。
リノヴァンチュラが全く格好よく、
彼の“仁義”がたまらない。
青い青い海、見果てぬ夢……
彼等が戯れるシーンは、ずっと観ていたい。
彼等が追い求める“夢”と、“虚無感”のバランスが素晴らしく、いつまでも余韻が残る。
レティシアの音楽と共に。
なつ

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