ピッコロ

冒険者たちのピッコロのレビュー・感想・評価

冒険者たち(1967年製作の映画)
4.2
口笛を吹きたくなる映画。

テーマ曲が、耳に残り口笛が吹きたくなる。
楽しい口笛。少し寂しい口笛。音楽がとても印象的。

アラン・ドロンは、この映画でもカッコよかった。
ヒゲはやしたら誰かわからなくなったけど。笑
そんなアラン・ドロンよりもレティシアが可憐で美しいので、彼女の方が気になって、気になって仕方がなかった。

自分は、イケメンよりも美人の方が好き!。

素直に、この3人をもっと観ていたかった。
出来るなら、ずっと、ずっーと・・・。

夢破れた3人組が宝探しする話。
お宝は、コンゴの海に沈んでいる。
夢があふれる話は大好きなので、一緒に冒険した気分になれて楽しい。

この世界のどこかの海にも宝が沈んでいるかもしれない。
ロマンあふれる大冒険、いつかはしてみたい。
自分は、出来るだけ楽して暮らしたいので本気で宝探ししてみようかな。

ただ、この映画は普通の冒険ものとは少し違う。
夢がテーマになってるんだけど、それがすごく切ない。
前半と後半で話が大きく変わるけど、後半の方が好き。

ネタばれになるから詳しく言えないけど、ある人物の故郷を訪ねるところが切なくて、切なくて。そこに確かに生きていた痕跡をたどる旅路が、心に響く。

要塞みたいな島も印象的で、行ってみたいなぁ。
ああいう、秘密基地みたいな場所は、大人になってもワクワクする。

さあ、冒険の準備はととのったぞ。
今日も映画という冒険に一人楽しく旅立つのである。

NHK BSプレミアム プレミアムシネマ
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