このレビューはネタバレを含みます
個人的にかなり好きな作品だった…
とても穏やかな時間が流れていて、じんわりと心に沁みた。最後まで、何も邪魔するものがない作品だった。
トラクター改造して旅に出ちゃうおじいちゃん。途中で鹿肉食べて、角をちゃっかり飾ってるシーンにふふふってなったし一緒に旅をしてる気分になる
グッバイ・サマーもそうだけど、私は何かを改造して家ごと旅に出ちゃう話が好きなのかもしれない…(笑)
セリフは最低限だけど、それがとてもよかった。何気ない景色や焚き火の静かな様子、進むの遅くてうるさいトラクター、そこで出会う人たち、そしてこのおじいちゃんの言葉や表情からいろんなことを考えさせられた。
見終わってから、実話を元にしたお話だと知ってびっくり。
こうやって兄弟に会いに行った人が本当にいたんだなぁと思うとまた、胸が熱くなる