フライ

愛と青春の旅だちのフライのレビュー・感想・評価

愛と青春の旅だち(1982年製作の映画)
4.3
映画の中には昔と今では感じ方が違う物がたまにあるが本作はその1つ。初めて見た時全てが嫌に見えたが…
自分にとってリチャードギアと言ったらこの作品が一番最初に思いつく。悪いイメージと良いイメージのギャップが大きく映画内容とも重なり忘れられないからだと思う。
最初本作見た時の印象は最悪にしか思えなかった。だが10年以上経って再鑑賞した際余りにも感じ方が違い自分自身の感性にかなり驚いた。
前半のリチャードギア演じるメイヨはクズ以外の何者でもない。だがストーリーが進むに連れ上官や友人、恋人との交流により変化していくメイヨの人間らしさに尊敬の念すら覚える。特に上官とは幾つも素晴らしいシーンがあり、人はどんな出会いや生活環境かで人生の良し悪しが決まるかを痛感させられた。他にも音楽や感動シーン含めかなり好きな映画。
自分にとってこの映画は単なる恋愛映画では無く、ある意味人生訓として観れた素晴らしい映画。
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